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イカ天出演時の逸話も……伝説のバンド「たま」メンバーの自叙伝、ホームページで無料公開中

 その個性的なルックスと音楽で、80年代後半~90年代初頭のバンドブームで異彩を放ったバンド「たま」のパーカッション/ボーカルを務めた石川浩司氏の自叙伝が、ホームページ上で無料で公開されている。

 これは2004年2月にぴあから出版され、現在は絶版になっている同氏の自叙伝『「たま」という船に乗っていた』を、出版社の許可を得て無料公開しているもの。「元たまのランニング」と呼ばれる同氏がランニングと坊主頭という独特の風貌にたどり着いた経緯や、「イカ天」出演後の狂乱ぶり、そしてバンド解散後までが全10章で綴られている。PDFなどではなくテキストをそのまま掲載しているが、文体の軽妙さもあってブラウザーの画面上でも楽しみながら読めてしまう。「たま」や同氏のファンだった人はもちろん、当時のバンドブームを懐かしく思い起こしたい人におすすめだ。