やじうまWatch

老舗エディタ「Notepad++」、悪意ある自称“ファンサイト”と全面対決へ。通報を呼び掛け

 オープンソースのエディタ「Notepad++」が、自称“ファン”作成の非公式サイトと全面対決の様相を見せている。

 問題となっているサイトは、公式とは無関係な第三者作成のサイト「notepad.plus」(公式サイトは「notepad-plus-plus.org」)。この第三者作成のサイトは、Notepad++についての情報を提供する非公式ファンサイトを名乗っているものの、その中身は悪意のある広告だらけであり、Notepad++公式は正規サイトへのトラフィックを奪ってユーザーの安全性を奪っていると、Notepad++公式サイト側は主張している。この非公式サイトはGoogle検索では公式と並んで表示されるため、ユーザーの中には公式と信じている人もいるとみられ、Notepad++公式ではユーザーに対し、このサイトの表示順位を下げることを目的に、Googleの「悪意のあるソフトウェアを報告する」から有害なサイトとして報告するよう呼び掛けている。「寄生虫ウェブサイト」というかなり強めの表現を使って非難していることからして怒り心頭のようだが、果たして訴えは認められるのだろうか。