「vPro友の会」情報

「証明書を自分で何とかしたい!」vProの証明書を買わずに設定する方法を解説

 リモートワークが広まったことで増えたのがPCの持ち出し。どこでも仕事ができるようになって便利になった一方で、PCを管理する情シスにとっては苦労のタネにも。

 そんな情シスの強い味方になってくれるのが、インテルの中でも最高のセキュリティ性能を持ち、さらに遠く離れた場所からでもPCを起動したり、BIOSをアップデートしたりできてしまうインテル vPro プラットフォームだ。

 そんなインテル vPro プラットフォームの特徴や設定方法について、元インテルのエンジニアが解説している「vPro友の会」が更新された。

証明書を「自分でなんとかする」手順を解説

 今回更新された第15回では、クライアントPCのAMTをAdmin Contol Modeでプロビジョニングする際に必要になる証明書を「自分で何とかする」やり方を紹介。

 前回は、購入した証明書を使う前提で説明しているが、「クライアントPCの台数が少なく、年間数万円の証明書までは購入できない」「“.local”などのドメインサフィックスを設定しており、証明書を購入できない」といった場合には、手間はかかるものの、今回のやり方を参考にできる。

 具体的には「証明書を自分で作成し、EMAサーバーに登録する」「作成した証明書に連なるルート証明書のハッシュ値(拇印)をCSMEのファームウェアに登録する」という要件を満たすための手順を解説している。

 なお、インテルEMAを使ってクライアントPCを管理する方法については、第11回の構築編、第12回の設定編、第13回のクライアントPC接続編も参考になるはずだ。