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今敏監督の遺作「夢みる機械」が資金難で制作休止、ネットでは支援の声も ほか

【2011/8/1】

今敏監督の遺作「夢みる機械」が資金難で制作休止、ネットでは支援の声も

 昨年急逝したアニメ監督の今敏氏。製作中だった劇場作品「夢みる機械」は、その後正式に製作続行が決定され、サイトもオープンしていたのだが、それがどうやら資金難のために制作休止に陥っているらしいことが明らかになった。Togetterのまとめによると、米ボルチモアで開催されていたOtakon 2011でマッドハウスの丸山正雄氏が言及したとのことで、約600カットが完成済みである一方、残り約900カットが未完成のままになっているとのこと。丸山氏は制作に向けて意欲を見せていたようだが、ファンとしても心配な事態だ。ネット上では「カンパみたいなことはできないのかな…」「ファンドとかやんないのかな」などと形を問わず支援に前向きな声があるだけに、解決の糸口が見つかってほしいところだ。ちなみに今月12日から24日までは、今敏の回顧展が新宿で予定されている。ファンはこちらも要注目といえそうだ。

◇今 敏監督の遺作「夢みる機械」の現在の制作状況について(Togetter)
http://togetter.com/li/168481
◇夢みる機械
http://yume-robo.com/
◇千年の土産 今 敏 回顧展(KON'S TONE)http://konstone.s-kon.net/modules/gallery/retrospective.html

(tks24)

Macもそうかも?少数派の意見を多数派に広げるための分岐点は「1割」

 東日本大震災のせいで日本国内ではすっかり印象が薄くなった感があるけれど、今年始めにはチュニジア、そしてエジプトで独裁政権が国民によって打倒されるという世界的な事件があった。この時はFacebookやTwitterの果たした役割がさかんに喧伝されたわけだが、ではこうした政権打倒といった意見が大多数に支持されるようになるまで、だいたいどのくらいの割合にまで広がれば全体に達するのかという研究が行なわれ、その分岐点が「1割」であることが明らかになった。なんでもこの割合をいったん超えると、圧倒的なスピードで少数派の意見が広まっていくのだそうだ。ネットユーザの中にも感覚的にもっている値と一致したと感じる人が多かったようで、「なんか体感的にわかる気がする」「そういえばMacも10%超えた」といった声が上がっていた。政変ではないにせよ、なんらかの意見を世間に広めたい人は、この値を念頭に置いておくとよいかもしれない。

◇少数派の意見が大多数に支持されるための転換点は、人口の1割(スラッシュドット・ジャパン)
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=11/07/28/0240247

(tks24)