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ビッグネーム続々? 2013年に青空文庫入りが期待される大物作家とは ほか

ビッグネーム続々? 2013年に青空文庫入りが期待される大物作家とは

 日本の文学作品が無料で読めることで知られる「青空文庫」。年末を迎えて、この青空文庫が話題になる機会が増えつつある。その理由は、2013年に著作権切れを迎える作家の中に、吉川英治氏や室生犀星氏、柳田國男氏などのビッグネームが含まれており、これら作家の著書が青空文庫入りすることが予想されるため。これら作家を略歴とともにまとめたNAVER まとめは400件ものブックマークを獲得しており、ユーザーの期待のほどがうかがえる。もっとも、青空文庫化されるためにはボランティアの方々によるデータ化の作業が必要なわけで、期限を迎えたから即青空文庫化されるというわけではない。また、TPPの一件もあり、「著者の没後50年」というルールが永久に続くとは限らず、こうした問題点がスルーされていることを懸念する指摘もある。青空文庫の世話役である富田倫生氏のツイートもTogetterでまとめられているので参考にしたい。

◇2013年から青空文庫で読める?著作権切れ作家まとめ(NAVER まとめ)
http://matome.naver.jp/odai/2133560017749914601
◇青空文庫とTPP、著作権保護期間について(Togetter)
http://togetter.com/li/420667

(tks24)

ニュースの要約を表示するlivedoorニュースの「ざっくり言うと」が評判

 大反響とまではいかないものの、ここ2カ月ほど、いくつかのブログで言及されてじわじわと知名度が上がりつつあるのが、livedoorニュースの「ざっくり言うと」機能。ニュースの本文を表示する前に数行の要約を表示する機能で、2ちゃんねるで言うところの「今北産業」にあたる仕組みだ。単に冒頭の段落を表示するだけの仕組みとはまったく違い、人力で数行の要約文を表示しているのが大きなポイント。導入されているのはPC版ではなくスマホ版で、現状は主要ニュースだけに限定されているようだが、ナナメ読みには十分で、ネットでの評判も「効率的」「時間がない時にありがたい」「ページ遷移が増えても全く苦にならない」などと好評だ。見出しで釣るサイトも多い中、内容の当たり外れを確認できる誠実さという点でも、ネットユーザーの心を掴んでいる模様。新しいトレンドになるか注目される。

◇livedoorニュースの「ざっくり言うと」がすごい便利な件(乱れなよ、そして召されなよ)
http://coziest.net/?p=252

(tks24)