暴風域のとてつもない大きさが圧巻、NHK風に再現した伊勢湾台風の進路図

　ある台風の進路予想図が、ニコ動で話題になっていた。これは昭和34年に5000人もの犠牲者を出した伊勢湾台風を、現在NHKで用いられているのと同様のフォーマットで進路予想図として再現したもの。ひとくちに戦後最大の超大型台風と言われてもなかなかピンと来ないものだが、この進路予想図で暴風域を表す円の大きさを見ると、そのとてつもない規模がたやすく理解できる。なかでも2分20秒過ぎからの、日本列島の半分近くを暴風域が覆いつつ北上していく様子はまさに圧巻。コメント欄では「近畿・四国・中部がほぼ全域暴風域って」「925hPaに60m/sってどんだけよ」「すごい勉強になったわ。ありがとう」などと、その脅威を実感として感じた人が多かったようだ。

◇伊勢湾台風を現在の台風情報で再現してみた（ニコニコ動画(原宿)）
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21910969
◇伊勢湾台風（Wikipedia）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E6%B9%BE%E5%8F%B0%E9%A2%A8