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電子書籍のハイライト機能で推理小説のネタバレに遭ったユーザー、コメントでさらに被害拡大

 推理小説にとってネタバレは禁物だが、電子書籍の時代になると、思わぬところでネタバレしてしまうことがあるらしい。そんなエントリーが注目を集めている。これはKindleで推理小説を開いたところ、良かったところや気になるところにマークを付けて大勢で共有するハイライト機能を使って、犯人の初回登場シーンおよびトリックの部分に印が付けられていたというもの。ハイライト機能は多くの電子書籍アプリに搭載されているが、Kindleではデフォルトで有効になっていることから、このような悲劇が起こったとみられる。もっとも悲劇はこれだけでは終わらず、この一件をまとめたエントリーを公開したところ、同様の体験をした人から「この推理小説ではこことここにハイライトが付けられていた」というはてなブックマークのコメントが続々と寄せられ、さらなるネタバレを招いてしまったのだとか。そのため最初のエントリーはすでにコメントが非表示とされている。本の要点を知るのに便利なハイライト機能だが、推理小説に限っては必ずしもそうではないといえそうだ。

◇kindleで推理小説を読んだら犯人とトリックの部分にマーカーが引かれていた。今後人気のあるハイライト機能はオフにすることにした(情報の海の漂流者)
http://hatena.fut573.com/entry/20160110/1452433661
◇kindleのハイライトのネタバレについて記事を書いたら、ブコメで他の具体的な事例が出てきて更にネタバレを食らったのでコメント非表示にします(情報の海の漂流者)
http://hatena.fut573.com/entry/20160112/1452525745

(tks24)