やじうまWatch

●世界初？　EPUB3フォーマット採用の同人誌がコミケに登場

　ようやく規格策定の運びとなり、今後の普及が見込まれている電子書籍フォーマット「EPUB3」。現時点ではエディターもビューアーも充実しているとは言いがたい状況だが、ベースになっているのがHTML5とCSS3ということもあり、HTML用のエディターを使って自作にチャレンジしている人は少なくない。そんな中、「世界初」を名乗るEPUB3による同人誌が、きょう12日から開催されるコミケの3日目に販売される。販売方法はというと、EPUB3データを詰め込んだ2GBのmicroSDをそのまま売ってしまうという大胆さだ。しかも価格はたったの300円で、主催者曰く「小説を買いに来たと言うよりも、むしろ「すごく安くて高品質microSDやSDメモリを買いに来た」という目的で来てしまいそうなこのお値段！」と自画自賛？している。

◇NECO青龍
http://neco.st/
◇コミックマーケット公式サイト
http://www.comiket.co.jp/

●窓ガラスを利用した企業対抗「付箋紙アート」がフランスで大ブーム？

　narinari.comによると、フランスのパリで企業対抗のアート対決が繰り広げられているらしい。といってもなにかのコンテストやイベントではなく、あるゲーム会社が自社の窓にポストイットを利用した付箋アートを貼り付けたところ、対面にあったビルが負けじと応戦。いまではパリだけでなくほかの都市にまでこのムーブメントが広がっているのだとか。紹介されている写真はなかなかのクオリティで、ドット絵が好きなユーザーならずとも見応えのある内容。ネット上では「一番ニヤニヤしてるのは3Mの人じゃなかろうか」「とりあえず上長に提案してみた」といった声のほか、「そのPost-itは経費ですか？　自腹ですか？」「仕事しろ」など、企業人としては当然気になるツッコミがなされていた。

◇ビルの窓越しに付箋アート対決、フランスの会社間で“戦い”広がる。（Narinari.com）
http://www.narinari.com/Nd/20110816066.html