クラッキング被害のハッキング学習サイト、犯人探しに懸賞金50万円

　外部からの攻撃で会員情報が流出したハッキング学習サイト「8946」が、クラッキング被害の詳細をブログに掲載し、あわせて懸賞金50万円を用意して犯人探しを行うことを発表した。ハッキングを専門とするサイトが逆にクラック被害に遭うという、いわば恥をかかされた格好だが、ブログに掲載された情報は侵入方法の検証や解析、対応内容の告知、原因とみられるツールの特定などよくまとまっており、クラック被害に遭った場合のお手本と言っても過言ではない対応となっている。ちなみに犯人探しについては懸賞金のほか「私達の長年に蓄積されたノウハウと独自のハッカーネットワークを駆使し犯人を追いつめます」と決意を述べており、「張り巡らされた網に犯人がかかる時間はそう遠くないと考えています」とも言及している。今後の展開が注目される。

◇ハッキング事件2.13のお詫びと解析結果及び解説（WhiteHackerzBlog ハッカー養成学院　公式ブログ）
http://www.whitehackerz.jp/blog/?p=1730
◇8946｜ハッキングチャレンジサイト
http://www.hackerschool.jp/hack/