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デジタル証券などを提供するSecuritize Japanに不正アクセス、NTTデータなど委託元各社が情報を公開
2026年11月6日 15:28
デジタル証券などのソリューションを提供するSecuritize Japan株式会社への不正アクセスにより、個人情報の一部が漏えいしたとして、同社に委託している企業が情報を公開した。記事公開時点で、Securitize Japanの公式サイトでは本件に関する発表を確認できていない。
同社に委託している株式会社NTTデータの発表によると、不正アクセスは10月29日に発生した。システムの認証機能の脆弱性を悪用して管理者権限が不正に取得され、システム内の情報が持ち出されたことが確認されたという。Securitize Japanはサービスを停止し、不正アクセス経路の遮断や、不正に取得された管理者権限の無効化などの対策を実施した。
編集部で確認できた各社の発表内容は次の通り。
NTTデータ「STdirectServices」
NTTデータは、社債購入者に対する特典付与を支援するサービス「STdirectServices」において、社債購入者などの一部個人情報が漏えいしたと発表した。11月2日時点で漏えいが確認された情報は次の通り。
- 発行体2社分の社債購入者の一部個人情報(計111人)
氏名、住所、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日 - 発行体1社分の社債購入者の一部個人情報(2678人)
カナ氏名、社債購入数量、メールアドレス - 社債発行に関係する企業(発行体、金融機関)のシステム利用担当者の情報(対象人数は調査中)
氏名、メールアドレス
なお、111人分は「STdirectServices」の提供開始前に、NTTデータが個別に提供していたサービスに関する情報だという。
ソニー銀行
ソニー銀行株式会社は、デジタル証券に関連する4人の氏名、住所、生年月日、口座番号と、617人の氏名が漏えいしたと発表した。
丸井グループ
株式会社丸井グループは、デジタル社債への申し込みのためアカウントを作成した最大9086人の個人情報が漏えいしたと発表した。対象項目は氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、銀行口座番号、投資口数。うち54人は銀行口座番号まで漏えいした可能性があるとしている。
LIFULL Investment「LIFULL不動産クラウドファンディング」
株式会社LIFULLは、株式会社LIFULL Investmentが運営する「LIFULL不動産クラウドファンディング」の顧客238人の情報が漏えいしたと発表した。内訳は、203人が氏名と投資口数、22人が氏名と銀行口座情報など、8人が氏名とメールアドレス、5人が氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス。
リムズキャピタル「BATSUNAGU」
株式会社リムズキャピタルは、不動産クラウドファンディングサービス「BATSUNAGU」の顧客の住所、氏名、電話番号、メールアドレスの流出が判明したと発表した。対象人数は公表していない。
スターツ「スターツ・アセット・トークン~両国・千鳥町~」
スターツ証券株式会社、スターツ信託株式会社、スターツアセットマネジメント株式会社は、「スターツ・アセット・トークン~両国・千鳥町~(譲渡制限付)」の顧客の氏名と保有口数について、漏えいの懸念があると発表した。対象人数は公表していない。
PPIH
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、デジタル社債の申し込み・登録情報などを管理する委託先システムへの不正アクセスと、同システムの停止を発表した。顧客情報が漏えいした可能性の有無や対象者、情報の内容は調査中としている。
