6年で4回の転校……転勤族の家庭で生まれた人が半生を語ったエントリが話題

　仕事の都合で各地を引っ越して回る、いわゆる転勤族の家庭で生まれ育った人が自身のこれまでについて語ったブログのエントリが、はてなブックマークで注目を集めている。小学校の6年間で4回転校したというブログ主が、転校生であることが人間形成にどのような影響を与えたかを語っているのだが、新たな環境でそこにいないタイプのキャラを見つけて演じるという独特の処世術や、他人との距離感の掴めなさについて吐露しており、世間で転校生について言われるステレオタイプのイメージとはかなり違った、当事者にしかわからない感覚が興味深い。似た境遇にある人からは「わかる」とのコメントが多数寄せられており、口コミでブクマ数もじわじわと伸びている。同じく親が転勤族だったという人も、それ以外の人にとっても、深く考えさせられる内容なだけに、目を通してみる価値はある。

◇「転勤族」の家庭で育った僕の話（ぐるりみち。）
http://yamayoshi.hatenablog.com/entry/2014/02/16/193909
◇転校生意識調査（アート引越センター）
http://www.the0123.com/kenkyu/vol3.html