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誤って販売された「Google.com」ドメインの報奨金は「6006.13」ドル、その意味は

 去年の秋、Googleが誤って「Google.com」ドメインを同社のドメイン販売サービスで売りに出してしまい、ある学生がそれを購入してしまう事件があった。その後Google側からキャンセル通知が届いて返金され、ドメインはGoogleのもとに残ることになったのだが、購入できなかったことと引き換えにバグを見つけたという扱いで学生には報奨金が支払われることになり、これまでの経緯および報奨金の額がこのたび同社セキュリティブログで公開された。報奨金の額は「6006.13」ドルで、これは目を細めてよく見ると「google」という文字列に見えるという粋な内容。学生が報奨金を慈善団体に寄付すると公表したことで、あまりにもでき過ぎた話として演出を疑う声まで出ていたほどだが、公表しないとされていた金額が今回公表されたことで、ひとまず一連の騒動にピリオドが打たれたことになりそうだ。

◇Google Security Rewards - 2015 Year in Review(Google Online Security Blog)
https://googleonlinesecurity.blogspot.mx/2016/01/google-security-rewards-2015-year-in.html
◇How I Ended Up Purchasing & Owning Google.com via Google Domains | Sanmay Ved(LinkedIn)
https://www.linkedin.com/pulse/i-purchased-domain-googlecom-via-google-domains-sanmay-ved
◇Google.comを学生が1分だけ所有……グーグルが「バグ報奨金」(BBCニュース)
http://www.bbc.com/japanese/34513298

(tks24)