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名作再び……1950年刊行の懐かしい昔話絵本が電子書籍化、36冊が一気にリリース

 戦後すぐに小学館から発売され、1990年代頃まではどこの書店にも置かれていた「桃太郎」や「一寸法師」「かぐやひめ」といった名作絵本。戦後しばらくして紙が調達可能になったことでようやく発売が可能になったという逸話を持つこれらの昔話名作絵本が、このたび電子書籍化されることが決定した。日本編と海外編を合わせた全36冊というラインナップの多さも特徴だが、1950年に刊行された当時の70円という価格をほぼそのまま採用しているのも面白い。発売日である5月27日に向けて、すでにhontoなど一部の電子書籍ストアでは検索可能な状態になっており、現在ではあまり見かけなくなったその絵柄を懐かしく思う人も多いはず。タブレットに入れて子供に読み聞かせるのはもちろん、自らの子供の頃の思い出をコレクションする目的でもおすすめだ。

書店店頭の「絵本塔」で売られていた絵本のイメージ

◇語りつぐ名作絵本に関連する電子書籍一覧(honto)
http://honto.jp/ebook/search_022_10%E8%AA%9E%E3%82%8A%E3%81%A4%E3%81%90%E5%90%8D%E4%BD%9C%E7%B5%B5%E6%9C%AC.html

(tks24)