KDDI、Android 4.0搭載CATV向けSTB「Smart TV Box」を実機デモ
「CEATEC JAPAN 2012」のKDDIのブースでは、Android 4.0搭載のCATV向けセットトップボックス(STB)「Smart TV Box」の実機デモを行なっている。
「Smart TV Box」は、地デジ・BS・CATV対応チューナーとして利用できるSTBの機能に加え、DOCSIS 3.0準拠のケーブルモデムの機能を備え、Android 4.0を搭載することでインターネットコンテンツの利用にも対応する端末。開発・製造はパナソニックが協力し、KDDIからCATV事業者に卸される形となり、ジャパンケーブルネット(JCN)と共同の試験が予定されている。
通常のSTBと同様に、テレビに接続してリモコンで操作する形となるが、Google Playにも対応し、各種アプリの動作にも対応。KDDIの「auスマートパス」会員であれば、アプリを定額料金で利用できる。
また、CATVとの展開とは別に、テレビにHDMI接続できるスティック型のAndroid端末「Smart TV」を、auブランドで参考出展している。商用化および商用化時期は未定。KDDIとしては、CATV向けのSmart TV Boxも含め、auスマートパスをマルチデバイスに展開していきたいと考えており、スティック型端末もその一例として参考出展したという。
Android 4.0搭載のCATV向けSTB「Smart TV Box」 | 地デジ・BS・CATV対応チューナーとして利用可能 |
Google Playやauスマートパスにも対応 | 参考出展のスティック型端末「Smart TV」 |
関連情報
(三柳 英樹)
2012/10/2 18:16
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