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インターネットの弱点を克服? インターネットアーカイブがリンクを修復

 ウェブページの弱点といえば、クリックしたときに出ることがある“page not found”、つまり「リンク切れ」である。これを克服しようというのがインターネットアーカイブの試みだ。

 インターネットアーカイブは、ウェブをクロールして、そのときどきに公開されているウェブページのコピーを保存しようという活動だ。ウェイバックマシン(WayBack Machine)というウェブページやブラウザーのプラグインとしても知られている。

 報道によれば、ウィキペディアの「リンク切れ」を検出して、そもそものページのコピーがインターネットアーカイブにあれば、そのURLに置き換えようというものである。

 もちろん、そのページがなくなったということの背景にはさまざまな理由があり、わざわざ復活させることが必ずしもよいことばかりでもないだろうが、本来は消えては困るような情報へたどりつくための方法としては有効だろう。

 なお、インターネットアーカイブがどのように運営されているかという記事も同じタイミングで掲載されている。

ニュースソース

  • Wikipedia上の壊れたリンク(ページが存在しないリンク)をInternet Archiveらの努力で大量に修復[TechCrunch日本版
  • インターネット上のあらゆる情報を記録・保存する「インターネット・アーカイブ」はどのように運営されているのか?[Gigazine

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「iNTERNET magazine Reboot」は、ネットニュースの分析や独自取材を通して、デジタルテクノロジーによるビジネス変化を捉えるインプレスR&D編集のコーナーです。産業・教育・地域など、あらゆる社会の現場に、Reboot(再始動)を起こす視点を提供します。