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Macからも確定申告書類の電子申告が可能に、freeeが対応機能を1月中旬にリリース予定
2017年12月25日 17:29
freee株式会社は、同社のクラウド型会計ソフト「クラウド会計ソフト freee」において、確定申告書類の電子申告機能をMacにも提供する。2018年1月中旬のリリース予定。
「2020年から青色申告で電子申告した場合に控除10万円増」の件が話題ですが、freeeではWindows・Macいずれからでも電子申告が可能です!Macでの電子申告機能を備える会計ソフトは日本でfreeeだけ!(※Macでの電子申告機能は2018年1月中旬にリリース予定です)https://t.co/bsG82kxYuR
— freee | 全自動クラウド会計ソフト (@freee_jp)2017年12月14日
2017年2月にWindows用に提供した電子申告機能がMacにも対応することになる。これにより、Macユーザーは確定申告書類の作成から提出までを、freeeのクラウドサービス上で完結できるとしている。マイナンバーカードや住民基本台帳カードなどに含まれている電子証明書を読み込み、申告書類データに電子署名を施してe-Taxのシステムに送信する仕組み。
なお、事前準備として、ICチップの入ったマイナンバーカードあるいは住民基本台帳カード、SONYの「PaSoRi」などのカードリーダが必要になる。また、「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」の利用開始の届け出や利用者識別番号の取得、ユーザーの電子証明書のe-Taxへの登録、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト)」のインストールなどを行う必要がある。
確定申告の時期(2017年度の申告期間は2018年2月16日~3月15日)が近付くとマイナンバーカードの申請が増え、カード交付窓口が混雑することが予想されるため、これらを所有していないユーザーは早めに準備しておくことをfreeeではアドバイスしている。