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Synology、創業者で会長のPhilip Wong氏がCEOに復帰

Synologyは急速に成長中、製品のイノベーションを今後も重視

 台湾Synologyは3日、Synologyの創業者で、会長を務めていたPhilip Wong氏がCEOに復帰すると発表した。

 これに伴い、アジア太平洋地域のゼネラルマネージャーとしてSimon Hwang氏が就任。同氏は、E-TEN Information Systemsを創業したのち、Acerを経てSynologyに入社していた人物だ。これにより、アジア太平洋地域の事業開発を加速させるとしている。

 アジア太平洋地域のゼネラルマネージャーに就任するSimon Hwang氏は、「我々は地域へより多くの資源を投資し、パートナーとより密接に協力することで、2019年の成功を創出していく」と述べている。

 一方、2018年1月にCTOからCEOへ就任していたDerren Lu氏は今後、ソフトウェア開発グループを統括するという。

台湾SynologyのDerren Lu氏

 CEOに就任するPhilip Wong氏は、「Luのリーダーシップの下で、Synologyのビジネスは急速な成長と拡大を続けている。将来を考えれば、製品のイノベーションが私たちのビジネスをさらに引き上げるための鍵になると我々は信じている」と述べている。