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企業向けの「note pro」サービス開始、最速1週間でオウンドメディア開設

 株式会社ピースオブケイクは、企業向けコンテンツ配信プラットフォーム「note pro」の提供を13日から開始した。同社がすでに提供している個人向けの「note」で培ったノウハウやプラットフォームを生かすことで、申し込みから最速1週間でオウンドメディアが開設できるとしている。

 noteは、文章や写真、イラストなどの作品が投稿できるサービス。多くのブログやSNSと同様に、インターネット上へのコンテンツの公開やユーザー同士の交流ができる。また、個人向けの有料サービス「noteプレミアム」(月額500円・税込)では、URLの「note.mu/sample」のsampleの部分の設定、コンテンツの販売機能、予約投稿機能などが利用できる。

 note proは、これら個人向けのnoteで実績があるプラットフォームを企業向けに提供するサービスだ。「example.com」のように独自ドメイン名でコンテンツを公開。課金システムやEC連携、コミュニティサービスも標準で利用可能。また、MAU(月間アクティブユーザー数)が1000万人を超えるという個人向けのnoteからの集客も期待できる。

「note」のMAU(月間アクティブユーザー数)は1000万を超えている(左)。会員登録数は100万を超えた(右)

 note proの利用料金は月額5万円(税別)からで、オプションサービスでSmartNewsへの配信、Google Analyticsの利用権限、協力会社との提携サービスの利用もできる。

 なお、note proはすでに150社以上の企業にベータ版として提供していたが、今回、正式サービスに移行。日本経済新聞社、Zaim、土屋鞄製造所、レオス・キャピタルワークスなどがすでに利用または採用が決定しているという。

すでに利用または採用が決まっている日本経済新聞社、Zaim、土屋鞄製造所、レオス・キャピタルワークス