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Windows版「ESET Internet Security」など最新版リリース、オフライン環境でも未知のマルウェアを解析可能に

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、ESET製セキュリティソフトのWindows版の最新バージョン「ESET Internet Security V13.0」を2月6日にリリースする。

 同バージョンでは、これまでESETのクラウド環境で行われていた機械学習によるマルウェアの解析をユーザーのローカル環境で行うようになった。これにより、ネットワークに接続していない環境でも未知のマルウェアを検知できるようになり、クラウド環境での解析に比べて判定までの時間が短縮されるという。

 また、SOHO向け製品「ESET NOD32アンチウイルス」を除き、バージョン「11.0」から搭載されているホームネットワーク保護機能を強化し、ホームネットワーク上のデバイスの検出精度を向上させた。同機能を起動するだけで、ホームネットワークに接続中のデバイスが一覧で表示されるほか、検出されたPCやルーター、スイッチなどの端末について、セキュリティ対策の推奨事項が表示されるようになった。

 Windows版のESETセキュリティソフトシリーズでは、アンチウイルスやランサムウェア対策機能を備えたスタンダード製品のESET Internet Securityのほか、同機能にパスワード管理、データ暗号化機能を加えた最上位製品「ESET Smart Security Premium」、SOHO向けのESET NOD32アンチウイルスをラインアップしている。