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最安6000円×2でメッシュが組めるWi-Fiルーター「Aterm WG2600HP4」など4モデル、NECプラットフォームズが発売
2020年10月5日 17:59
NECプラットフォームズ株式会社は、メッシュWi-Fiに対応するIEEE 802.11ac対応のWi-Fiルーターのプレミアムモデル「Aterm WG2600HP4」「Aterm WG1200HP4」と、単体動作のみのスタンダードモデル「Aterm WG2600HS2」「Aterm WG1200HS4」の4製品を8日に発売する。市場想定価格（税別）は、WG2600HP4が1万1000円、WG2600HS2が8000円、WG1200HP4が6000円、WG1200HS4が4500円。
プレミアムモデルのメッシュWi-Fi機能では、親機と最大9台までの中継機を連携し、自動でネットワークを構築できるもの。これまで通信が不安定になっていた場所に中継機を設置すれば、接続先を自動で切り替えるローミング機能とあわせ、移動しながら家中すみずみでWi-Fiを利用できるようになる。
4ストリームの「Aterm WG2600HP4」「Aterm WG2600HS2」
最大通信速度は1733Mbps（5GHz帯接続時）または800Mbps（2.4GHz帯接続時）。5GHz帯、2.4GHz帯それぞれで、送信用と受信用に各4本のアンテナを内蔵し、4ストリームの通信に対応する。
プレミアムモデルのWG2600HP4は、アンテナ単体で全方位に安定して電波を送信することで、スマートフォンなどデバイスの向きで通信速度に差が出にくい「ワイドレンジアンテナPLUS」機能を採用している。
一戸建なら3階まで、マンションなら4LDKをカバーする。最大18台の同時接続が可能で、推奨利用人数は6人。
本体背面には、いずれもギガビット対応のWAN×1、LAN×4の各ポートを備える。
サイズ（幅×奥行×高さ）と重量は、いずれも約38×129.5×170mmで約0.5kg。縦置き／横置き／壁掛けでの設置が可能。
2ストリームの「Aterm WG1200HP4」「Aterm WG1200HS4」
最大通信速度は867Mbps（5GHz帯接続時）または300Mbps（2.4GHz帯接続時）。5GHz帯、2.4GHz帯それぞれで、送信用と受信用に各2本ずつのアンテナを内蔵し、2ストリームの通信に対応する。
一戸建なら3階まで、マンションなら4LDKをカバーする。最大15台の同時接続が可能で、推奨利用人数は5人。
本体背面には、いずれもギガビット対応のWAN×1、LAN×3の各ポートを備える。
サイズ（幅×奥行×高さ）と重量は、いずれも約33×97×146mmで約0.2kg。縦置き／横置き／壁掛けでの設置が可能。
IPv6通信を独自に高速化
4製品とも、v6プラス／transix／IPv6-OP／OCNバーチャルコネクト／クロスパスの各IPv6 IPoE接続サービス方式に対応。PPPoEの認証ポイントを迂回できるため、回線混雑による遅延の影響を受けにくい。また、内部のパケット転送を高速処理してIPv6通信を高速化する独自技術「IPv6 High Speed」にも対応する。
このほかWi-Fi暗号化技術「WPA3」に対応し、最新のファームウェアに自動更新する「自動バージョンアップ（時間指定）」機能を搭載する。これにより、「日々報告される脆弱性問題に対してセキュリティ対策されたファームウェアを常に最新の状態で利用できる」（同社）という。
このほかプレミアムモデルは、「バンドステアリング」と「オートチャネルセレクト」の機能も搭載する。