ASUS、2.5GbE×2ポート搭載のWi-Fi 6ゲーミングルーター「ROG Rapture GT-AX6000」発売

　ASUS JAPAN株式会社は、2.5GBASE-T対応の有線ポート×2を搭載したWi-Fi 6ゲーミングルーター「ROG Rapture GT-AX6000」を9月2日に発売する。市場想定価格は5万7618円。

　Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は5GHz帯が4804Mbps（160MHz幅対応）、2.4GHz帯が1148Mbps。外付けアンテナ4本を搭載する。

　CPUにBroadcom BCM4912（クアッドコア、2GHz）、1GBメモリを搭載。従来のWi-Fi 6プラットフォームと比較して、最大ネットワークスループットが18％向上したとしている。

　有線ポートは、2.5GBASE-T対応のWAN/LAN×1とLAN×1、ギガビット対応のLAN×4の計6ポートを備える。リンクアグリゲーションが利用でき、WANは3.5Gbps、LANは2Gbpsの通信が可能。このほか、USB 3.2 Gen 1、USB 2.0を各1ポート備える。

　同社独自のメッシュ機能「AiMesh」に対応し、メッシュネットワークを構築できる。また、「フレッツ光」回線で利用できるIPv6 IPoE接続サービス「v6プラス」に対応する。そのほか、従来のRangeBoostを強化し、Wi-Fiの信号範囲と通信範囲を非搭載モデルから最大38％向上させる「RangeBoost Plus」を新たに搭載している。

　ゲーム機などを有線で接続して優先的な通信を行う「ゲーミングLANポート」、スマートフォンのゲームの通信を優先させる「モバイルゲームモード」、特定の種類の通信を優先させる「Adaptive QoS」を、それぞれ搭載。さらに、ゲームのためのポート設定を簡単に行える「Open NAT」も利用できる。

　VPNに非対応のゲーム機やIoT機器など、指定したWi-Fi子機のみをVPNで接続できる「VPNフュージョン」の機能も備える。

　セキュリティ面ではWPA3に対応する。また、トレンドマイクロの技術を使ったセキュリティ機能「AiProtection」により、PCやスマートフォン以外の機器でもセキュリティ対策ができるほか、ペアレンタルコントロールの機能も利用できる。

　本体サイズは338×196×221mm（幅×奥行×高さ）で、重量は1121g。