「Unity for 遊技機」発表、パチンコ／パチスロ含むアーケード筐体を、月額9000円のUnity Proライセンスで開発可能に

　ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社は8日、「Unity for 遊技機」ライセンスを発表した。

　Unity for 遊技機ライセンスは、Unity Pro通常版のEULAに追加付与される形で提供。このライセンスを別途受け取ることで、月額9000円で提供されているUnity Proのサブスクリプション版のみで、ロイヤリティなしに、パチンコ／パチスロを含む国内向け遊技機、アーケードゲームの開発が可能となる。

　生産台数が1000台以下の組み込み機器については、通常のUnityのEULAで利用でき、別途許諾を受ける必要はないという。また、Unityでレンダリングされたグラフィックスをムービーに使いたい場合も、Unity for 遊技機ライセンスの取得なしに利用可能。

　なお、Unity for 遊技機ライセンスでは、対象プラットフォームの制約などは設けていないが、Androidに対応するハードウェアを使用する場合は、別途「Unity Android Proアドオンライセンス」（月額9000円）が必要となる。また、日本国外のカジノなどで使用される賭博用コンテンツ開発には、同ライセンスは利用できないとしている。