ニュース

橋やダム、隧道などの現場見学会・ツアーの情報を集約、国交省がポータルサイト開設、インフラを観光資源に

 国土交通省は22日、「インフラツーリズムポータルサイト」を開設したと発表した。橋やダムなどのインフラを観光資源として活用する取り組みをさらに推進するためのものだという。国交省の各地方整備局などが主催する現場見学会や民間事業者によるインフラツアーなどの情報を集約。概要や問い合わせ先、案内ページのURLなどを一覧化する。

インフラツアーの例(国土交通省の報道発表資料より)

 国交省によると、インフラツアーとしては例えば、宮ケ瀬ダム(神奈川県)のダム放流見学、栗子隧道(山形県・福島県)の土木遺産トンネル見学、湯西川ダム(栃木県)の水陸両用バスによるダム湖ツアー、明石海峡大橋(兵庫県)の橋上からの絶景堪能ツアーといったものがある。

 同ポータルサイトでは、これまで各地で実施されたインフラツアーの一部について、それぞれ概要と写真を「パネル」としてまとめ、PDFファイルで公開している。現時点で約60点あり、一括ダウンロードも可能。

「インフラツーリズムポータルサイト」トップページ

(永沢 茂)