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IPA、「情報セキュリティ白書2026」PDF版の先行公開開始、サイバーセキュリティ分野の動向を網羅

アンケート回答で無料ダウンロード

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は9月30日、「情報セキュリティ白書2026」のPDF版を公開した。アンケートに回答することで無料ダウンロードできる。なお、公開されているPDFは先行公開版で、脚注に掲載しているURLにリンクの設定が行われていない。

 「情報セキュリティ白書」は、IPAが2008年から毎年発行しており、サイバーセキュリティ分野におけるインシデントや被害の実態、脅威動向、最近の注目事象、国内外の政策や制度、調査報告書、セキュリティ関連組織が提供する各種支援施策などの内容を取り上げている。セキュリティ対策の実践、社内教育、自己学習、ビジネスなどに活用されることが期待されている。

 2026年版では「サイバー防御新時代、諸刃の進化に備えよ」をサブタイトルとしている。IPAは、着目すべき事象として、次の3項目を紹介している。

  • サイバー対処能力強化法および同整備法の成立、公布など、能動的サイバー防御の実現に向けた取り組み、国内の安全保障に関する動向を解説(2章1節 サイバー安全保障関連施策の状況)
  • 「サイバーセキュリティ戦略」で示されたAIに関する基本方針、および政府の取り組み、動向を解説(2章2節 AIの安全性確保の取り組み)
  • サプライチェーン全体に影響を及ぼす脅威の顕在化、およびセキュリティ対策状況を可視化する仕組みの構築(1章 国内外のサイバー脅威の動向、3章1節 国内のサイバーセキュリティ政策の状況)

「情報セキュリティ白書2026」の構成

序章 2025年度の情報セキュリティの概況

第1章 国内外のサイバー脅威の動向
 1.1 2025年度に観測されたインシデント状況
 1.2 インシデント事例や脆弱性・攻撃の動向と対策

第2章 サイバー空間を巡る動向
 2.1 サイバー安全保障関連施策の状況
 2.2 AIの安全性確保の取り組み
 2.3 偽・誤情報対策の動向

第3章 国内の政策及び取り組みの動向
 3.1 国内のサイバーセキュリティ政策の状況
 3.2 サイバーセキュリティ人材の現状と育成
 3.3 製品・サービスの評価・認証制度、及び暗号技術の動向
 3.4 中小企業のサイバーセキュリティ対策強化の取り組み

第4章 国際的な政策及び取り組みの動向
 4.1 国際的なサイバーセキュリティ政策の状況
 4.2 国際標準化活動

付録・索引
第21回 IPA「ひろげよう情報セキュリティコンクール」2025 受賞作品

 紙書籍版は10月19日の発売予定。Amazonでの購入のほか、全国の書店で取り寄せが可能。定価は2200円。