アルファメールで24時間以上のサービス障害、現在は復旧済み


 大塚商会は6日、同社が運営する有料のホスティングサービス「アルファメール」にて、サービス障害が発生していたことを明らかにした。障害が発生していたのは7月3日午後5時5分から4日午後9時40分までで、現在は復旧している。

 今回の障害により、アルファメール会員の全サービスが停止。メールの送受信をはじめ、管理者メニューや利用者メニューの利用、ユーザーが作成したホームページの閲覧などが不可能となった。なお、アルファメールプレミア、アルファメールプラチナのユーザーに影響は出ていない。

 大塚商会によれば、アルファメールサービスを運用している米国のデータセンターの電源設備で火災が発生たことが原因だという。火災の影響で自家発電装置への切り替えも正常に行われなかった。メインの電源供給が停止しため、無停電電源装置からの電源供給で運用していたが、その蓄電も2時間で切れ、サービスが停止した。

 なお、サービス停止中にアルファメールのメールアドレス宛に送信されたメールは、受信できていない。そのため送信者には、「送信できませんでした」という内容のエラーメールが戻っている。サービス停止前に受信していたメールは障害復旧後にすべて受信することが可能だとしている。


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(野津 誠)

2009/7/7 12:39