楽天の政治参加啓発サイト、献金サービス利用した政治家は73人

LOVE JAPAN

　楽天が運営する政治参加啓発サイト「LOVE JAPAN」は27日、同サイトの個別政治家紹介ページから利用できる「政治献金サービス」に、73人の政治家が参加したことを明らかにした。

　「LOVE JAPAN」では、政治家紹介ページに「この政治家に献金する」ボタンを設置しており、楽天KCが発行するクレジットカードで献金することが可能だ。27日から献金サービスを開始したが、現在、73人の政治家が自身の紹介ページに献金ボタンを設置している。

　献金ボタンを設置した政治家は、「献金ボタン付き政治家一覧」ページでも確認できる。自由民主党の加藤紘一氏や小池百合子氏、民主党の菅直人氏や円より子氏などの名前がある。献金ボタンについては、今後も政治家からの申込を受け付け次第、順次増やしていくという。

　なお、献金額は1000円から可能で、最高150万円（個人献金額の年間上限）まで対応する。献金サービス利用料は、契約する資金管理団体が負担する。献金1件につき、献金額の5.25％＋105円。利用料の分配は、カード会社が3.15％、楽天が2.10％＋105円。

　また、個別政治家紹介ページにより詳細な情報を掲載する「政治に関する情報提供サービス」には150人の政治家からの申し込みがあった。生年月日や選挙区、当選回数などの基本情報に加え、詳細情報では略歴などのプロフィール情報や、テキストおよび動画による政策紹介を行う。