Google、翻訳検索機能を「検索ツール」に統合開始


 Googleは3日、外国語で書かれたページを検索しやすくするための翻訳検索機能を、「検索ツール」パネルに追加する作業を開始したと発表した。数日かけて実装していく予定だと説明している。

 この機能を使うと、検索クエリーを外国語に翻訳してそのまま検索できるため、外国語で書かれたページの検索が容易になる。例えば、海外旅行の際に訪れるレストランや観光地のレビューをあらかじめ検索するときなどに便利だろう。

 翻訳検索機能はもともと、Googleの機械翻訳サービス「Google 翻訳」で公開されていた。この機能を今回、Googleの「検索ツール」の1つとして統合することになったものだ。翻訳対象となる外国語は51言語で、同時に5言語まで検索を行うことができる。


検索結果ページ左側にある「検索ツール」の下部に「翻訳して検索」リンクが追加された。翻訳される言語がキーワードから自動的に判断されるようだが、手動で任意の言語を指定することも可能

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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/12/4 14:54