Apple、米国で「iPad」Wi-Fi+3G版を4月30日発売


iPad

 米アップルは、9.7インチディスプレイを備えるタブレット端末「iPad」のWi-Fi(無線LAN)および携帯電話の3Gサービスに対応する“Wi-Fi+3G版”を米国内で4月30日に発売する。

 「iPad」は、9.7インチ、1024×768ドットのIPS液晶マルチタッチディスプレイを搭載するタブレット型端末。無線LANだけに対応するWi-Fi版と、3Gサービスも利用できるWi-Fi+3G版の2種類がラインナップされており、4月3日からWi-Fi版が先行して発売されている。ただし、米国で予想を超える需要があるとして、米国外での販売開始が予定より1カ月遅れ、5月末になると発表されている。

 今回の発表によれば、米国では4月30日にWi-Fi版の16GB版、32GB版、64GB版が発売される。価格は、16GB版が629ドル(Wi-Fi版は499ドル)、32GB版が729ドル(同599ドル)、64GB版が829ドル(同699ドル)となる。アップルWebサイトや直営店のほか、小売店のBest Buy、アップル製品取扱店で販売される。

 また、AT&Tからは、3Gデータ通信のプリペイドサービスが提供される。アップルでは、日本を含む米国外で「iPad」を5月末より販売する方針をあらためて案内。米国外での価格発表やオンラインでの予約受付は5月10日になるとのことだが、Wi-Fi+3G版もあわせて発表されるかどうか、リリースでは触れられていない。


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(関口 聖)

2010/4/21 19:48