Twitterが新検索アーキテクチャー導入、ツイート処理速度が50倍に


 米Twitterは6日、新たな検索アーキテクチャーを導入したことを明らかにした。同社の試算によれば、1秒あたりにインデックス可能なツイートが、従来と比べて約50倍に強化されたという。

 新たな検索アーキテクチャーは、1秒あたり1000件以上のツイート、1万2000件のクエリーを処理する。1日あたりでは10億クエリーを処理できることになる。また、投稿されたツイートが検索可能な状態になるまでの時間は10秒以下だとしている。Twitterによれば、現時点でリソース使用率は5%程度にとどまっているという。

 これまでTwitter検索は、同社が買収したSummizeの技術を活用していた。しかし、MySQLをベースにした古いシステムをスケーリングすることが困難になってきたため、半年前に新検索アーキテクチャーの開発を決断。新たな検索アーキテクチャーは、Javaで記述された検索エンジンライブラリー「Lucene」を採用した。


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(増田 覚)

2010/10/8 17:48