プラネックス、アクセスポイント/子機の同時利用可能な無線LANアダプター
プラネックスコミュニケーションズ株式会社は22日、IEEE 802.11b/g/n(最大通信速度150Mbps)対応のUSB無線LANアダプター「GW-USWExtreme」を発表した。ソフトウェアアクセスポイントとクライアント(子機)の機能を1台で同時利用できる「Wモード」をサポートする。11月中旬発売予定で、参考価格は1680円。
「GW-USWExtreme」 | PCに接続した状態 |
「Wモード」は、Windows 7/XP環境で利用可能。無線LANルーターに接続するための「クライアントモード」、ゲーム機やスマートフォンの無線LAN接続先として動作する「アクセスポイントモード」の2種類を、「GW-USWExtreme」を1台だけ接続したPCで同時に運用できる。このため、認証が必要な公衆無線LANサービスを複数の機器で同時利用することも可能になる。
アクセスポイントとクライアントの同時使用は、Windows 7のOS標準機能と対応ハードウェアの組み合わせによってはすでに利用可能だったが、Windows XP環境で実現したのは「GW-USWExtreme」が業界初という。なお、Wモード時のアクセスポイント機能を利用するにはセキュリティの設定が必要なため、不特定多数のユーザーとの共有はできない。このほか、通信状況に応じて自動的に消費電力を調整する「アクティブエコ」機能を搭載する。
本体サイズは14.9×7.1×18.5mm(幅×高さ×奥行き)、重量は約2gで、USBポートに接続しても邪魔になりにくい小型デザインを採用。通信規格はIEEE 802.11b/g/nをサポートする。無線セキュリティ方式は64/128bitのWEP、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)。WPSによる無線LAN簡単設定に対応するが、専用の設定ボタンは搭載しない。
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(森田 秀一)
2010/10/25 06:00
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