APC、省電力モードとLCD画面を搭載した「Smart-UPS」9製品
シュナイダーエレクトリック株式会社は17日、APCブランドのUPS製品「Smart-UPS」シリーズに、省電力モードとLCD画面を搭載した新モデル9製品を発表した。
製品ラインナップと標準価格は、タワー型の「Smart-UPS 500 LCD」が4万9245円、「Smart-UPS 750 LCD」が6万7200円、「Smart-UPS 1000 LCD」が8万4000円、「Smart-UPS 1500 LCD」が12万120円、「Smart-UPS 2200 LCD」が20万5905円、「Smart-UPS 3000 LCD」が26万190円。
ラックマウント型の「Smart-UPS 1500 RM 2U LCD」が15万9915円、「Smart-UPS 3000 RM 2U LCD」が44万6880円。タワー・ラックマウント併用型の「Smart-UPS X 3000 Rack/Tower LCD」が46万5780円。
「Smart-UPS 2200 LCD」「Smart-UPS 3000 LCD」「Smart-UPS 1500 RM 2U LCD」「Smart-UPS X 3000 Rack/Tower LCD」の4製品は5月28日発売予定。残りの5製品は近日発売予定。
Smart-UPS 500 LCDとSmart-UPS 750 LCD | Smart-UPS 1000 LCDとSmart-UPS 1500 LCD |
Smart-UPS 2200 LCDとSmart-UPS 3000 LCD | Smart-UPS 1500 RM 2U LCD |
Smart-UPS 3000 RM 2U LCD | Smart-UPS X 3000 Rack/Tower LCD |
今回発表した「Smart-UPS」シリーズ9製品は、環境負荷を低減する「グリーンモード」を搭載。電源および充電状態が良い場合にはAVR(自動電圧修正)システムをバイパスすることで電流ロスや発熱を抑え、電力コストを削減するとともに、従来製品では2.5年だったバッテリー寿命を4.5年に延ばした。
ユーザーインターフェイス面では、LED表示灯に加えて日本語(カタカナ)表示にも対応するLCD画面を搭載。電力使用量やバッテリーの予測交換時期などの情報の確認や、各種項目の設定が本体で行えるようになった。
また、「Smart-UPS 500 LCD」と「Smart-UPS 750 LCD」を除く7製品については、新機能として出力コンセントグループ機能を搭載。出力コンセントをグループ分けして、グループごとに電源をオン/オフするタイミングの制御などを可能にした。
シリーズラインナップ | LCD画面で状態の確認や設定が可能に |
省電力のグリーンモード機能を搭載 | バッテリーの寿命も2.5年から4.5年に向上 |
出力コンセントをグループごとに制御できる | 重要でない機器のバックアップ時間を短くするといった設定が可能 |
関連情報
(三柳 英樹)
2012/5/17 15:59
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