LinkedInパスワード流出でユーザーが注意すべき5つのこと
LinkedInのパスワード650万件が流出し、ロシアのハッカーサイトに掲載された件を受けてセキュリティ企業のマカフィーは11日、「ユーザーが知っておくべきこと」と題したブログエントリーを掲載した。
LinkedInの発表によれば、ハッカーサイトに掲載されていたのは、ハッシュ化されたパスワード。ログインIDとして使用されているメールアドレスなど、その他の情報は掲載されず、該当者にはパスワードを変更するようメールで促しているという。
今回のパスワード流出についてマカフィーは、「サイバー犯罪者から個人情報を守る唯一の方法は、パスワードの確実な管理につきると言えるかもしれない」と前置きした上で、LinkedInユーザーに対して以下のようにアドバイスしている。
- 新しくブラウザーのウィンドウを開き、LinkedInにログインする(この時、メールのリンクからサイトにアクセスしないこと)。パスワードを複雑で、使用したことのないものに変える。パスワードは、毎月更新することを習慣にしておくとよい。
- LinkedInに限らず、この機会にSNS、オンラインバンキングサイト、メールのプラットフォームといった認証を必要とするアカウントのパスワードも変えておく。もし同じパスワードを使用していた場合はなおのこと。
- LinkedIn内で自分のネットワークをチェックし、知らない人物が増えていないかどうか確認する。
- LinkedInを騙ったフィッシングメールに注意する。
- コンピューターが最新のセキュリティパッチを適用しているかどうか、またブラウザーが保護されているかどうか確認する。
関連情報
(増田 覚)
2012/6/11 15:39
-ページの先頭へ-