マイクロソフト、8月15日に月例パッチ9件公開予定、Windows/IE/Officeなど


 日本マイクロソフト株式会社は、8月15日に公開を予定している月例のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)に関する事前情報を10日付で公開した。今月は計9件あり、脆弱性の最大深刻度は、4段階で最も高い“緊急”が5件、2番目に高い“重要”が4件。

 最大深刻度が“緊急”の5件は、いずれもリモートでコードが実行される恐れのあるもの。WindowsおよびInternet Explorer(IE)に影響するものが1件、Windowsに影響するものが2件、OfficeやSQL Server/Commerce Server、Visual FoxPro/Visual Basicに影響するものが1件、Exchange Serverに影響するものが1件となっている。

 最大深刻度が“重要”の4件は、Windowsに影響するものが2件、Officeに影響するものが2件。リモートでコードが実行される脆弱性や、特権昇格の脆弱性の修正が含まれる。

【お詫びと訂正 12:30】
 記事初出時、最大深刻度“緊急”と“重要”の件数の内訳に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。


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(永沢 茂)

2012/8/10 12:00