Google、「マップ」アプリのAndroid向け最新版、検索履歴の同期と片手ズーム


 米Googleは19日、「Google マップ」のAndroid向けアプリ「マップ」をアップデートしたと発表した。バージョン番号はデバイスによって異なる。

 改良点としてはまず、検索履歴の複数デバイス間での同期を挙げている。Google マップにサインインし、検索履歴を有効にしている状態であれば、デスクトップPCなどで検索した履歴がAndroid端末でも共有される。外出先で再び検索する際に、数文字を入力しただけでキーワード候補としてサジェストされるため、素早く検索できるようになるとしている。地図や経路・乗換の検索履歴は、「マイプレイス」メニューから一覧を参照することも可能だ。

検索履歴の同期の例(Google Lat long Blogより画像転載)

 このほか、地図のズーム操作について、ピンチイン/アウトに加えて、指1本で行える方法を追加した。ダブルタップした指を画面から浮かさないでそのまま上下にスライドさせることでズームイン/ズームアウトできる。地図の段階的な拡大・縮小は「+」「-」ボタンのタップで可能だったが、連続的なズーム操作についても片手でスマートフォンを保持した状態でもやりやすくなる。


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(永沢 茂)

2012/9/20 12:15