ソフトバンク、「イー・アクセスの子会社化断念」報道にコメント


 ソフトバンク株式会社は31日、株式交換による買収を発表しているイー・アクセス株式会社について、株式保有比率を引き下げる方向でソフトバンクが検討しているとする報道について、「これは当社で発表したものではなく、現時点で決まった事実はありません」とするコメントを発表した。

 ソフトバンクは10月1日、株式交換によりイー・アクセスを完全子会社化することを発表。経営統合により、イー・アクセスの1.7GHz帯によるLTEがiPhoneなどで使えるようになるといったメリットをアピールしていた。

 31日付の産経新聞などでは、新規割り当て周波数帯によるサービスの開設計画達成が困難になることを総務省が懸念していることに配慮し、ソフトバンクがイー・アクセスの完全子会社化を断念し、株式保有率を引き下げる方向で検討していると報じていた。


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(三柳 英樹)

2012/10/31 11:50