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ニコニコの「ブロマガ」が広告モデルに対応、一般ユーザーにも1月から開放

 株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴは20日、動画サービス「niconico」の記事コンテンツプラットフォーム「ブロマガ」について、新たな収益手段として広告モデルを追加すると発表した。

 ブロマガは、企業や団体向けに公式動画の配信サービスを提供する「ニコニコチャンネル」の仕組みを拡充し、記事コンテンツの配信も可能にしたプラットフォーム。記事コンテンツはブログやメールマガジンとして配信できる。

 ブロマガの収益手段はこれまで、1記事単位または1カ月単位での読者に対する課金モデルとなっていたが、新たな収益手段として広告モデルを採用。従来のコンテンツに対する課金モデルに加え、ブログニュースなどの広告収益型メディアの構築を可能にする。広告はGoogle AdSenseやAmazonアフィリエイトなどの貼り付けに対応し、ブログページはHTMLやCSS、JavaScriptでフルカスタマイズすることもできる。

広告モデルによるメディア運用例
ユーザーブロマガの記事例

 また、ブロマガはこれまで著名人などに限定して配信サービスを提供してきたが、2013年1月からは一般ユーザーにも開放すると発表。niconicoのプレミアム会員であればブロマガを配信できるようになる。当初はβ版としての提供となり、その後のバージョンアップで課金にも対応する。

 20日には、「AeLL」「佐藤秀峰」「吉田豪」など24チャンネルが新たにブロマガ配信することも発表。ブロマガの配信チャンネルは合計252チャンネルに達した。

(三柳 英樹)