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岡村製作所、自ら発話するコミュニケーションロボ「ROBOTALK」

 株式会社岡村製作所は、積極的に自ら発話し、コミュニケーションの発端を作るというロボット「ROBOTALK(ロボトーク)」を1月末に発売した。価格は47万2500円。

 頭部のカメラが人を感知して「いらっしゃいませ」や「おはようございます」などと挨拶したり、「今何時」や「ニュース教えて」といった問いかけにも正確に応える。PCのコントロールパネルから設定することでGmailやGoogle カレンダーと連動させ、スケジュールやメールを読み上げることも可能だ。

 このほか、撮影や録音といった記録機能、質問を設定し回答を履歴として残せるアンケート機能、人の代わりに説明を行うプレゼンテーション機能、クイズやゲームの機能などを備える。

 サイズは高さが220mm、胴体の直径が100mm、重量が600g。コードを電源に接続するほか、ニュースや天気などインターネット上の情報を取得するには無線LANによるインターネット接続環境が必要。無線LANはIEEE 802.11 b/g/nをサポートする。

 ROBOTALKについて岡村製作所は、小型で丸みを帯びた愛らしいフォルムと人格を持っているかのような話し方をするため、オフィスの受付や打合せエリア、病院施設、店舗など、さまざまな場所でコミュニケーションを円滑にするきっかけを作れるとしている。

(増田 覚)