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詐欺サイトもジューンブライド狙う、高額なドレス「80%オフ」を売り文句に
(2014/6/10 20:20)
悪意のあるコンテンツをリアルタイムで検出するサービス「Internet SagiWall」で、“ジューンブライド”に便乗した詐欺サイトを検知したとして、BBソフトサービス株式会社が注意を呼び掛けている。
Internet SagiWallでの検知データに基づいた、5月度のインターネット詐欺レポートとして6月10日に発表したもの。ジューンブライド需要を狙い、一般的には高額なウェディングドレスやパーティードレスを「80%オフ」などの売り文句で呼び込み、詐欺行為を行う手口だという。
今年2月にはランドセル格安販売をうたう詐欺サイトが検知されていたことを、BBソフトサービスではすでに同レポートで報告している。「犯罪者はシーズンによって需要のある商材を取り上げた詐欺サイトを立ち上げる傾向が強く、注意が必要」という。
Internet SagiWallによる5月の総検知数は84万182件で、前月比4.1%の減少。検知したサイトの内訳は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが93.3%、フィッシング詐欺サイトが2.6%、マルウェア感染サイトが1.0%、ボーガスウェア(偽セキュリティソフト)配布サイトが1.2%、脆弱性悪用サイトが1.9%。