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「週刊少年ジャンプ」をサイマル配信する新アプリ「少年ジャンプ+」公開

無料のオリジナル作品も掲載

 株式会社集英社は22日、iOS/Android向けマンガ雑誌アプリ「少年ジャンプ+」を公開した。

 少年ジャンプ+では、「週刊少年ジャンプ」本誌発売日と同日の午前5時からアプリ内で週刊少年ジャンプ本誌のサイマル配信を行う。購読料(すべて税込)は単号で300円、定期購読の場合が月額900円。定期購読特典として週刊少年ジャンプの増刊誌「ジャンプ NEXT!!」(年6回刊行予定)も購読できる。

「少年ジャンプ+」トップページ (C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.
「週刊少年ジャンプ」のサイマル配信を行う (C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.

 また、「HUNTER×HUNTER」が連載を再開した、週刊少年ジャンプ27号(2014年6月2日発売)以降の単号ごとのバックナンバーを販売する。なお、配信開始記念として、週刊少年ジャンプ42号(9月13日発売)を10月22日までの期間限定で無料配信する。

 そのほか、少年ジャンプ+のオリジナル作品として25作品以上の連載を無料配信。週刊少年ジャンプで連載経験のある漫画家の新作や、週刊少年ジャンプ作品の番外編など、毎日5作品前後配信する。サービス開始時には、荒木飛呂彦氏の新作読み切り「望月家のお月見 岸辺露伴は動かない エピソード4」を無料配信する。

「少年ジャンプ+」オリジナル作品を無料配信 (C)天野明/集英社
9月22日には荒木飛呂彦氏の新作読み切りが配信される (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

誰でも「ジャンプ」デビューできるウェブ投稿サービスもスタート

 少年ジャンプ+創刊と同時に、オリジナルマンガを投稿・公開できるウェブサービス「少年ジャンプルーキー」を開始。9月22日より作品の応募受付を開始し、11月より受付作品の公開を行う。「ジャンプルーキー賞」も設定され、優秀作品投稿者には、週刊少年ジャンプ本誌や「ジャンプNEXT!!」などでデビューできるチャンスを提供する。

(山川 晶之)