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AIの実力やいかに？　写真から不要なオブジェクトを消去するウェブサービスをMITが公開中

  • tks24

2018年9月7日 06:00

　AIを用い、写真から不要なオブジェクトを消去するウェブサービス「Deep Angel」をMITが公開中だ。

　これは写真から削除したい被写体を、あらかじめ用意された選択肢（人、猫、犬、車など）から選ぶことにより、指定の写真からそれらが除去されるという半自動ツール。適切な被写体さえ選べば範囲指定を必要とせず、自動的に実行されるのが売りだ。登録済みのサンプル画像のほか、Instagramからの読み込み、およびローカルからの画像アップロードにも対応しており、手持ちの画像を使ってオンラインで手軽に試せる。精度については現状では今一歩のようで、サンプルとして公開されている動画がやや過剰演出だとネット上でツッコミが入っていたりもするが、目指しているところは十分に伝わってくる。ほぼ同様のコンセプトでAdobeが展開している「Adobe Cloak」の競合ソリューションが登場したことで、この分野の技術がさらに進歩することに期待したいものだ。