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アニメ業界の労働環境改善に関するパブリックコメント募集、〆切間近も数が集まらず?

 経済産業省が、アニメ制作業界の労働環境改善に関するガイドラインへのパブリックコメントをe-Govのサイト上で募集している。今週金曜が〆切だが、ややペースが低調とのことで、関係者が呼び掛けを行っている。

 これはアニメ業界で大きな問題となっているクリエイターの労働環境および待遇の改善にまつわるもので、新たに改訂案が作成されたガイドラインに対するパブリックコメントを募集する内容。ガイドラインに対するコメントであれば、現場の関係者に限らず誰でも意見を送ることができるが、前回はおよそ100件の意見が寄せられたのに対し、今回は先週の時点で約60件と少なく、告知不足ではとの声も上がっている。この問題に取り組んでいる山田太郎前参院議員は「5千人弱と言われるアニメ産業だけでは大きな政治力はありません。でもアニメを愛する人はもっともっと多いはずです」として、より多くの意見が寄せられるよう呼び掛けを行っている。なお、〆切は今週金曜となっている。