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自宅サーバー危うし? 家宅捜索を受けたユーザーの手記に「また神奈川県警か」と嘆きの声

 自宅サーバーでTwitter連携サービスを運営しているユーザーが、神奈川県警に家宅捜索を受けたときの手記を公開している。知識不足とみられる同県警の対応に、ネット上では呆れとも諦めともつかぬ声が多数上がっている。

 これはTwitterで転載画像を検索できるサービス「TwiGaTen」を運営する@204504bySEさんが報告しているもの。それによると、ある日の朝、自宅からアダルト画像を投稿した疑いがあるとして、神奈川県警が家宅捜索に乗り込んできたものの、証拠を見つけることができず、写真などを撮影して引き上げていったというもの。同サービスを利用する3万人近いユーザーの誰かが所有していたアダルト画像を、サーバーの接続履歴などから同県警が運営者の投稿と判断したようだが、同アプリの認証画面ではこのアプリによるツイートは不可能と明記されており、ネット上にはOAuthの仕組みすら理解していない神奈川県警の無知ぶりに呆れる声が渦巻いている。ちなみに同氏の居住地は神奈川県ではなく、全国どこでも起こりうる可能性があるということで、自宅サーバーを運営しているユーザーにとっては他人事ではなさそうだ。