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Appleが「どこでも My Mac」のサービスを完全終了、代替手段への移行をアナウンス中

 Appleが7月1日をもって「どこでも My Mac」のサービスを完全に終了した。現在は代替手段への移行方法をアナウンスしている。

 「どこでも My Mac(Back to My Mac)」は、インターネット経由で同じApple IDでログインしている別のMacにアクセスできる機能で、iCloudが登場するよりも前、2007年にサービスインした由緒あるサービス。すでにmacOS 10.14 Mojaveで機能の廃止がアナウンスされ、設定パネルから項目自体が削除されていたが、古いバージョンのMac OSを利用しているユーザーのために以降もサービス自体は存続していた。今回はこうしたユーザーも含めてサービスを完全終了するため、同社では同機能で対応していたファイルアクセス、画面共有、リモートデスクトップアクセスについて、それぞれiCloud Drive、画面共有機能、Apple Remote Desktopといった代替手段への移行方法をアナウンスしている。Mac OSの利用頻度がそれほど高くなく、古いMac OSのまま利用しているユーザーは、次回のログインときに慌てないよう、これらのアナウンスページをチェックしておいたほうが良さそうだ。