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Android 12以降のスマホ、近日中のアップデートでアプリの起動時間が最大30%高速化へ

 Androidスマホにおいて、アプリの起動時間が最大30%も高速化されるアップデートが間近に迫っていることが明らかになった。

 これはGoogleが開発者ブログで明らかにしたもので、 Androidの背後でランタイムAPIとコアAPIを提供しているAndroidランタイム(ART)が、OSとは切り離されて単体でのアップデートが可能になることで、パフォーマンスが最適化され、アプリの起動時間が大幅に高速化されるという。同ブログに掲載されているグラフによると、一部のデバイスではアプリの起動時間が最大30%も高速化されたとのことで、その効果は絶大だ。ARTの最新版であるART 14は今後数カ月以内に配信されるとしており、Android 12以降が動作するデバイス数億台が対象になるとしている。まずは近日配信開始のAndroid 14でデビューを果たすとみられており、Androidユーザーは大いに期待してよさそうだ。