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年パスの購入直後に……「DAZN」が新たに打ち出した2台同時視聴時のIPアドレス制限が波紋

 「DAZN」が2月14日から導入した、2台の端末による同時視聴時のIPアドレス制限が波紋を呼んでいる。

 DAZNは従来、1契約で2台までの同時視聴に対応していたが、2月14日からはこれに1ロケーション、つまり同じグローバルIPアドレスからの接続(2同時視聴1ロケーション(IP))に限るという条件が追加された。そのため家族の1人が自宅のルーター経由で、もう1人が外出先からスマホを使ってモバイルで視聴するといった、2つのグローバルIPアドレスを用いる同時視聴(2同時視聴2ロケーション(IP))が不可能になった。DAZNでは同時視聴可能なストリーム数1つを追加する追加機能を月額980円で提供しており、これを使うよう呼び掛けているが、Jリーグ開幕に合わせて年間視聴パスを購入したばかりのユーザーからは、契約間もないタイミングでのサービス改変に対して苦情の声も多数上がっている。昨年以来これと似た制限を行っているNetflixでは同様のトラブルが起こっていないのとは対照的で、今後の成り行きが注目される。