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20万円超えのスマートオーブン、クラウド機能の停止で基本機能以外の利用が不可能に

 スマートオーブンのクラウド機能が停止され、一般的なオーブンとしての機能を除いて利用が不可能になったことが明らかになった。

 これは元Appleのエンジニアらが開発したAI搭載スマートオーブン「June Oven」。NVIDIAのプロセッサー「Tegra K1」を搭載したこのオーブン、高解像度カメラを通じてAIが食品を認識し、ワンボタンでプロ並みの調理を行えるとの触れ込みだった。しかし、2015年の発売以来、売上は伸びず、2021年には会社ごと買収され販売終了に。そして5年経った今年になってクラウドサーバーの停止が告知され、目玉機能であった食品認識やクラウド連携機能は使えなくなることが発表された。

 オーブンとしての最低限の機能をタッチスクリーンから利用するためのソフトウェアアップデートが7月から提供が開始されたものの、わずか2カ月、この9月22日をもってソフトウェアアップデートの配信も打ち切りに。コア技術をほかの製品と共有していることから、オープンソース化も行われていない。初代モデルの価格は1495ドル、日本円にして20万円超えの高級オーブンとして話題を集めた同製品だが、この期間にソフトウェアアップデートをし損ねたユーザーはあきらめるしかない状況となっている。