やじうまWatch

噂あり、未確認情報ありのやじうまWatch。
リンク先の記事などがすでに消失していることもありますが、あらかじめご了承ください。

ネットの「実名・匿名」議論、また小規模ながら盛り上がる ほか

【2009/10/8】

■ ネットの「実名・匿名」議論、また小規模ながら盛り上がる

 ネットで盛り上がる議題のひとつに、「喫煙・嫌煙」の対立がある。「吸わせろ」「吸うな」の熱心な応酬が時折発生して、結論が出ることはなく、いつの間にかフェードアウトしてしまう。喫煙は限定の場所でする社会の大きな流れはあるので、10年後、20年後には決着がついているのかもしれない。そしてもうひとつ、定期的に盛り上がる議題に「匿名・実名」がある。最近も、毎日新聞主催で4日に行ったトークイベントや、同紙への投稿で勝間和代さんが「思い切って、実名主義を進めてみませんか」と主張したことから小規模ながらネット界の論客が「匿名・実名」論を公開する展開になっていた。巨大匿名掲示板群「2ちゃんねる」創始者のひろゆきさんもこれに反応、自身のブログにて6日付で「実名推進派は人の気持ちがわからない人が多い。」を公開している。この対立がまとまらない原因として、みんなが想像する「実名」「匿名」が実は微妙に違うものを指している、そんなところを「たつをの ChangeLog」で簡潔にまとめているのも注目だ。

◇毎日jp 勝間和代のクロストーク
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/crosstalk/2009/10/post-27.html
◇ひろゆき@オープンSNS
http://hiro.asks.jp/63102.html
◇たつをの ChangeLog
http://chalow.net/2009-10-07-4.html

めたるまん(山崎一幸)

■ 各種3Dゲーム画面に、踊る初音ミクを融合させている動画

 世界中に出かけていって、ぽっちゃりした体を震わせながら妙な踊りをするMattさん。YouTubeの方はしばらく更新がないようだけれど、日本ではVISAカードのCMに出演しているから今でもおなじみだ。どこへ行ってもTシャツ姿のラフな格好で、同じ踊りをする。たくさんの時間と金を費やした、感動的に豪華な遊びだ。7日夜にニコニコ動画に投稿された動画「ミクを異世界各地で撮ってみた」も、実現した方法を理解できる皆さんならば、感動できるに違いない。初音ミクのキャラクターを立体的にダンスさせることができるソフト「MikuMikuDance」を、数々のほかの3Dゲーム画面に組み込んでいるのだ。ゲームが共通に使っている、Windowsに組み込まれたマルチメディア処理用のしくみ「DirectX」に、なかば無理矢理に割り込むソフトウェアをこの動画の制作者氏は開発して、立体画像を作り出すソフトウェア同士を融合させているわけだ。初音ミクが、「異世界」のゲームの中で踊るのは、世界の絶景とTシャツ姿を融合させた先駆者、Mattさんのあの妙な振り付け。驚異のマッシュアップだ。

◇Where The Hell Is Matt?
http://www.wherethehellismatt.com/
◇ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8447612

めたるまん(山崎一幸)