やじうまWatch

●「ITまわりの相談事はなぜ無償なのか」の問いに快く無償で答える人々

　PCやITまわりでなにか分からないことがあると、ついつい決まって質問してしまう相手がいる人は多いことだろう。それにしても不思議なのは、こうしたサポートセンター的なやりとりを行うにあたって報酬が発生しないことに、質問する側もされる側も慣れてしまっているということだ。国内でも海外でも変わらないこれらの傾向について先日「らばQ」が記事にしていたのだが、これらの記事にすばやく反応したのが、この手の相談を受ける側にあたるスラッシュドットの面々。こうした行動に怒りをぶつける回答が寄せられるかと思いきや、「うちの父は弁護士でしたが、弁護士とわかるとしょっちゅう無料相談を持ちかけられてました」「翻訳業界もそうらしい」など各業界を俯瞰した冷静な回答が寄せられ、挙げ句の果てには「なんだかんだ言ってみんなこの質問に答えてるじゃん」とみごとなオチで締めくくられていた。結局のところ無償での回答というのが板についてしまっている、ということなのかもしれない。

◇「どうして医者や弁護士には無料を期待しないのに、IT系ってだけで無料で解決してくれと期待してくるの？」（らばQ）
http://labaq.com/archives/51701456.html
◇なぜ人は「IT業界人」に無償でのアドバイスを求めるのか（スラッシュドット・ジャパン ）
http://it.slashdot.jp/story/11/09/25/0451202/...

●auの「android-au.jp」が終了。「iphone-au.jp」がなぜか登場

　新聞報道に端を発した、auがiPhone 5を取り扱うというニュースは、公式なリリースもないまま憶測ばかりが独り歩きしている。昨日行われたauの新製品発表会でもKDDIの田中孝司代表取締役社長は「ノーコメント」を貫いており、正式な発表を待つしかないといった状況だ。そんな中、これまでauが運営していたAndroidプロモーションサイト「android-au.jp」および「au-is.jp」のコンテンツが削除され、auサイトへとリダイレクトされるよう改められていることが話題になっていた。嵐を起用したプロモーションの契約期間が終了しただけと見ることもできるが、偶然にしてはあまりにできすぎたタイミングだけに、ネットでは大いに話題になっていた。一方でauとは無関係な個人と見られるユーザが「iphone-au.jp」というドメインを取得するなど、周辺は加熱する一方だ。

◇Android(tm) au（KDDI）
http://android-au.jp/
◇【速報】　Android(tm) au サイトは終了いたしました（underground JARO's）
http://ug-jaro.jugem.jp/?eid=1484
◇未来は、選べる。――auの秋冬は選べるラインナップ（ケータイ Watch）
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110926_479706.html