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55.5%の女性が「インターネットは絶対必要」と回答、千趣会が調査


 カタログ通販大手の千趣会は9日、20~50代女性を対象に実施したアンケートの結果を発表した。「インターネットが絶対必要」と答えた回答者は全体の55.5%、ブログについても81.0%が「知っている」と答えている。

 この調査は、千趣会がベルメゾン生活スタイル研究所のWebサイトを通じて「インターネットライフ」をテーマに2月22日から27日にかけて実施したもの。20~50代の女性1,627人が回答した。


「ポイントが貯まるサイト」に人気集まる

 「あなたにとって、インターネットは?」という質問に対し、もっとも多かった回答は「絶対必要、なくてはならない」の55.5%。「ないと困るが、絶対必要ではない」の40.5%と合わせ、96.0%がインターネットを生活に欠かせないものだと回答している。

 1日あたりのインターネット利用時間に関する質問でもっとも多かった回答は、「1~2時間未満」の29.4%で、「2~3時間未満」が24.3%と続いた。回答者全体の平均接続時間は約3時間だった。

 20~24時にかけてインターネットを利用する回答者はおおむね20%以上と多い一方、深夜0~4時にかけては平日・休日ともに3.1~4.1%と低い。また主婦層を中心に平日8~12時に利用する回答者も20.5%と多かった。

 会員登録をしたいと思うWebサイトについては、75.9%の回答者が「ポイントがたくさん貯まるサイト」を挙げ、ポイント人気の高さを示した。以下は「生活の役に立つ」が53.3%、「コンテンツの種類が充実している」が40.5%と続いた。「他にはない商品が買える」は16.5%で全回答中9番目だった。


31.2%が自分のホームページ、ブログを保有

 回答者の81.0%が、ブログを「知っている」と答えた。ブログや掲示板へ書き込みをする頻度も高く、「よくしている」「たまにしている」は合計で45.4%に上った。書き込み先については「個人のブログ」が58.8%と圧倒的に多く、「生活情報サイト」29.7%、「mixiなどのSNS」の22.1%を上回った。

 書き込みをする理由についての意見では「内容への共感」「友人との会話代わり」 などが寄せられたという。またレポートでは「マナー・ルールが守られてることが(書き込みの)前提条件になっている」とまとめている。

 一方、「自分のホームページやブログを持っているか」との質問には、31.2%が持っていると答えた。友人・知人とのコミュニケーションを目的に開設したり、子供が生まれたことなどへの記念的な意味合いで始める人が多かったという。なお、自分のブログを「持ちたい」「いずれは持ちたい」と回答したのは合計29.0%だった。

 調査の総評では、ブログによるインターネットライフの変化に言及。メールから一歩進んだコミュニケーション手法としてブログが使われ始めていると指摘している。またブログの浸透が、書き込みに対するハードルを下げたり、ブログ開設による情報発信の可能性を広げているとし、これまでメールやショッピングが中心だった女性によるインターネット活用が変化しつつあると分析している。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://prw.kyodonews.jp/press/release.do?r=200603094430
  ベルメゾン生活スタイル研究所
  http://www.belle-style.com/


( 森田秀一 )
2006/03/10 17:45

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