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キララ21、CD-ROMだけで動くファイルサーバー「だいこん」


 有限会社キララ21は、Redhat LinuxをベースとしたCD-ROMだけで動くファイルサーバー「だいこん」の新バージョン1.5.2を8月1日より29,800円で発売する。販売方法は同社サイトでダウンロード販売するほか、ベクターでのオンライン販売も利用できる。

 「だいこん」はRedhat Linux 8.0ベースのサーバー用ソフトウェアで、動作環境一切を実動作イメージでCD-ROM上に焼き付けているため、CD-ROMをパソコンに入れるだけでファイルサーバーとして使用できるという。クライアント数は無制限で、クライアントライセンスなどは不要。ネットワークカードおよびSCSIカードは起動時に自動認識、必要なドライバはシステムが自動的に組み込むという。また、設定はWeb管理ツールで行なうため、導入にあたりLinuxの知識は必要ないとしている。

 Windowsサービスはsamba 2.2.7a、Macintoshサービスにはnetatalk 1.6.1を使い、プリンタサービスはsamba、netatalk、lprコマンドにより提供。Web管理ツールは自社開発のものを搭載している。

 クライアントはWindows機のほか、Macintoshもサポート。ファイルサーバーのほか、プリントサーバー、ユーザー/グループ管理、自動バックアップ、DHCPサーバー/クライアント、プライマリドメインコントローラ、WINSサーバーの各機能を搭載し、無停電電源装置(UPS)にも対応する。

 対応するパソコンはPC/AT互換機で、CPUはIntel製ならPentium以降(Celeron含む)、AMDならK5以降(Athlonは非対応)、メモリ16MB以上、CD-ROMはIDE接続のみ対応でSCSIは非対応。HDDはIDE/SCSIに対応し、RAIDにも対応する。ただし、対応機器で構成したマシンでも動作しない場合もあるとして、キララ21では購入前の試用を勧めている。


関連情報

URL
  「だいこん」製品情報(キララ21)
  http://www.kirala21.com/veg/radish.html


( 工藤ひろえ )
2003/08/01 19:16

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